2019年も米フォーチュン誌が世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」を発表した。日本は前年と同じく52社がランクインしており、日本企業で最も順位が高かったのは自動車メーカーで、トヨタ、ホンダ、日産と続いた。

 自動車産業は、日本の経済を支えていると言えるが、なぜ日本の自動車産業はこれほどまでに強いのだろうか。中国メディアの今日頭条は22日、「日本は自動車産業への参入が遅かったのに、どうして最も成功しているのか」と題する記事を掲載した。

 記事は日本の自動車産業がいかに強いかを紹介。日本の自動車は欧米にとって「弟」のようなものだったが「強い弟」になったと表現した。ホンダは中国一汽の「わずか4年前」に創業したにもかかわらず、今では、日産、フォード、フォルクスワーゲン、トヨタに次ぐ「世界5位」の世界的企業に成長している。この上位5社のうち3社は日本企業だ。

 なぜ日本は自動車産業が「遅れて始まった」のにこれほど強くなったのだろうか。それには、「一企業だけでなく日本の業界全体が前に進んでいる」ことが考えられるという。日本の製造業は、無数の関連企業に支えられて、かなり速い速度で高いレベルに達するシステムが構築され、各業界が全体として強くなっているのだという。自動車関連産業はその裾野まで含めるとかなりの企業が関係し、関連産業の就業人口は日本全体の1割を占めていることからも明らかだ。

 自動車だけでなく、日本の製造業には業界全体がともに強くなる傾向があると言えるだろう。実際、グローバル500にランクインした日本企業のうち22社が製造業系の企業となっていた。しかし、中国企業の躍進ぶりもすさまじい。中国企業は香港企業と合わせて119社がランクインしたと伝えられている。米国企業の121社に迫る勢いであり、「成功」が称賛されている日本の自動車業界も気が抜けなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)