日本は空気がきれいなだけでなく、道路にもごみ1つ落ちていないほどきれいな状態が保たれている。なぜ日本はこんなにきれいなのだろうか。中国メディアの今日頭条は23日、「ごみ箱も見当たらず清掃員もいないのに、日本にはなぜ塵1つ落ちていないのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本のきれいさはほとんどの中国人旅行者に強烈な印象を残すと紹介。そこまできれいにできる理由について、記事は「各々が意識してきれいにしているから」と分析した。この意識は、子どものころからの教育のおかげで、日本は世界でも珍しい「子どもに掃除をさせる」教育をしていると感心している。

 日本の学校で「掃除の時間」に子どもたちがそれぞれの持ち場に分かれて毎日掃除をするのは、日本人にとっては何も珍しいことではないだろう。記事は、望もうが望むまいが「自分の汚したところは自分で掃除する」のが日本のルールで、小学校から高校まで12年間それを繰り返すことで責任感が培われると分析している。

 また、家庭でも学校でも「靴を履き替える」のは良い習慣だと紹介し、「こうやって育った子どもは、自然と周りをきれいにするので、きれいな社会、きれいな国になる」と結論付けている。中国の都市部では、自宅では靴を脱いでスリッパなどに履き替えることが多いが、学校などで履き替えることはまずない。

 また、中国の教育では子どもに掃除をさせることも、家の手伝いをさせることもせず、その時間があれば勉強をさせるのが普通だ。しかし、「自分で汚したなら自分で掃除する」という基本的なことを学ばずに大人になってしまい、しかも道路には専門の清掃員がいる中国ではなおのこと、「各人の自覚」を期待するのは難しいのではないだろうか。日本と中国の清潔さに対する意識の違いは、やはり基本的なところにあったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)