中国メディア・東方網は23日、「国の文明レベルは弱者が尊厳を持って生活できるかで分かる」としたうえで、日本の街で見られる障がい者が行動しやすい設備の数々を紹介する記事を掲載した。

 記事は、まず「日本は、障がい者への配慮という点において、世界のお手本だと言える」と評したうえで、社会全体が障がい者のより良い暮らしのために努力をしているとし、街や商店、駅など至る場所に便利な設備が設置されているとして、いくつか事例を紹介した。

 最初に挙げたのは、停車すると車体が傾くバスだ。記事は、初めて見た人は「車が故障したのではないか」とびっくりするとしたうえで、高齢者や障がい者が乗りやすいように停留所側に車体を傾けて地面とバスとの段差をなくす機能が備えられているのだと伝えた。

 次に、街にあるエレベーターにも特別な設計が施されているとし、一部のエレベーターでは車いすの人が使いやすいように入口とは反対側のドアが開いて出られる仕組みになっていると紹介。狭いスペースでの方向転換が難しい車いす利用者にとっては大助かりだとしている。

 さらに、歩道に設置されている黄色い点字ブロックにも言及。実は点字ブロックは1960年代に日本人が発明したものであり、67年に世界で初めて岡山市に設置されたと紹介し、現在では日本国内のみならず、世界の至る所にまで普及していると伝えた。

 記事が最後に紹介したのは、一部の信号機に取り付けられている障がい者を含む交通弱者用のボタンだ。このボタンを押すと歩行者用信号の青色点灯時間が通常より長くなるとともに、音声が鳴って渡りやすくなると説明するとともに、押しボタンの位置についても車いすなどの人が押しやすいように低く設置されているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)