中国のポータルサイト・百度は22日、年々その数が減っているとはいえ日本国内でまだまだ紙のはがきによる年賀状のやり取りが盛んであることについて「時代遅れなのか、それとも伝統を重んじているのか」とする文章を掲載した。

 文章は、日本では毎年お正月に合わせて年賀状を送るという「とても興味深い伝統」があるとし、急速に情報化が進む現代において今もなお年賀状を送り合う習慣が残っているのだと伝えた。

 そして、日本の郵便局やコンビニエンスストアなどでは11月ごろより年賀はがきの販売が始まり、街のいたるところで年賀はがきの購入を呼び掛けるポスターが掲示されるとし、毎年年明けには各地の郵便局で年賀状配達の「出発式」が行われると紹介している。

 そのうえで、インターネットの普及に伴って年賀状のやり取りをする人が少なくなるなかで、それでもなお20億枚を超えるの年賀はがきが発行される理由として文章は、「お年玉付き年賀はがき」の存在に言及。抽せんによって現金30万円などの金品が当たる可能性があり、この「お年玉」が年賀はがきを購入する動力になっているのだとした。

 文章は、中国では今やSNSを使って新年のメッセージを発信することが当たり前になっているとし、中には「日本の年賀状のやり取りは時代遅れだ」と考える人も少なくないとする一方で、デジタルではない紙媒体の年賀状に書かれた手書きのメッセージは深みがあるのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)