日本は今でこそ世界第3位の経済体となってしまったが、2010年に中国に抜かれるまで42年間世界第2位の地位を守ってきた。中国メディアの今日頭条は18日、世界で第2位だった当時の日本が、「なぜ米国を超えられずに逆に抑えられてしまったのか」と題する記事を掲載した。

 バブル期の日本は、「米国の不動産を買いあさり、米国を慌てさせた」と記事は紹介。ではなぜその勢いで「米国を抑えつける」ことができなかったのだろうか。記事は、1つにはただ経済力にものを言わせて不動産を購入したのは良かったが、「将来性のない企業」をつかまされたり、買収した後に経営不振になったりして、結局再び売却せざるを得なくなったと指摘している。そのため、結局はかなりの損失になったとしている。

 一方の米国は、一度は日本企業に売却したものの、その後安く買い戻すなど結局は日本人から儲けたことになると分析。そのため「米国人は損するどころか、大金を得て新開発に資金を回せた」ため、新技術革命の基礎となったとしている。

 記事はこのため、日本人の失敗は「自分の能力を見誤った」ことにあると指摘。そして「経済の法則」を守らなかったことが大きな要因だと論じた。資本主義をよく理解している米国が日本にわなを仕掛けたという見方もあるが、そうではなく日本人自身が「単純すぎた」のであり、「経済の法則を守らなかった結果を身に招いただけ」と結論付けている。

 いずれにしても、日本は「米国を超える」どころか今では中国にGDPで追い抜かれて世界第3位の地位に甘んじている。現在では、中国がかつての日本のように次々と企業を買収しており、まさに「米国を超えよう」としていると言えるのではないだろうか。中国からは壮大な野心がありありと感じられるが、最近の米中関係を見ると、中国が米国を「追い越す」のはかなり難しそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)