ここ数年、中国でもマラソンの人気は高まりつつあり、各都市で毎年マラソン大会が開催しているが、どの大会でも優勝者は身体能力の高い黒人が多い。さらに世界に目を向けると、日本人のマラソン選手も活躍している。たしかに、日本はマラソンでアジア一位を占めており、この点中国はかなり遅れをとっている。

 では、優秀なマラソン選手に日本人が多いのはなぜか? 中国メディア電影電視劇娛樂はこう説明している。

 一つ目の理由は、日本がマラソンという競技を重視し、国を挙げて支持している、という点が挙げられる。日本では小学生のときから授業の一環として長距離マラソンを行っている。体育の授業で2~4kmもの距離を走り体を鍛えている。一方、中国の多くの学校は、マラソン中に生じるかもしれないトラブルを避けるために授業にさえ取り入れていない。

 さらに、日本人は厳しい訓練に耐える忍耐力がある。一般に、日本のマラソンランナーの月間トレーニング量は800~1000km、平均週間量は185~230km、平均毎日の練習距離は26~33kmだ。日本人はこうした過酷なトレーニングも怠ることなく毎日耐え、継続的に続けているのだ。中国メディアはこの練習量について「このバイタリティーは黒人顔負け」と述べている。

 さらに日本にはマラソンに対して企業の手厚いサポートがある。会社の従業員がマラソントレーニングに参加し、企業がそれを応援している。マラソントレーニングは体力や精神力の向上に重要な役割を果たし、仕事の効率化に役立っている。一方、優れたプレーヤーの中には、良いランキングを獲得し、会社の認知度向上に一役買っている。

 これらの要素を考えるとなかなか中国でマラソンはまだまだ定着しそうにない。東京オリンピックでも日本人選手の活躍が目立ちそうだ。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)