中国メディア・東方網は22日、通常であれば一面の銀世界が広がっているはずの北日本において今年は雪が少ない状態となっており、一部のスキー場では「雪乞い」まで行われていると報じた。

 記事は、例年は12月も中旬に差し掛かれば日本の北部は真っ白い雪が降って一面の白銀の世界が広がっていてもおかしくない時期だとしたうえで、今年は上空の寒気が弱いために北海道の札幌市や青森県青森市で積雪深さがゼロとなる事態が発生する異常事態に陥っているとした。

 また、札幌や青森同様に12月下旬には積雪が発生するのが当たり前になっている北陸地方の福井においてもやはり積雪深がゼロとなっており、雪景色を目玉としている現地の観光地は頭を抱えていると紹介。実際、山形県の蔵王では積雪が足りないために樹氷の鑑賞ができず、観光客によるキャンセルが相次いでいると伝えた。

 さらに、愛知県にある茶臼山高原スキー場では今シーズンの営業開始予定だった21日の時点で全く雪が降っておらず、営業開始の延期を余儀なくされたとし、現地では神主が土のむき出した地面に紙の花を散らし、一日も早い降雪を願う「雪乞い」まで行われたと紹介している。

 例年に比べて積雪の少ない状況は、普段なかなか雪を見られない場所に住んでいて日本の雪景色やウインタースポーツを楽しみにやって来る中国人観光客の出足にも影響を及ぼす可能性がありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)