中国メディア・東方網は21日、「私はどうして日本のバドミントン選手である桃田賢斗が好きなのか」とする記事を掲載した。

 記事はまず、桃田選手を知るきっかけとなったエピソードを紹介。2014年にふと見たニュースで、当時圧倒的な強さを誇っていた中国の男子バドミントン代表が日本代表に敗れたことを知り非常に驚いたとし、特にこれまで聞いたことのなかった桃田賢斗という選手が中国の第一人者・杜鵬宇選手を倒し、英国の解説者がしきりに「桃田は将来世界ランク1位になる」と語っていたことが印象に残ったと伝えた。

 そして、桃田選手はその後ファンの期待に沿うべく成績を上昇させていったが、16年のリオ五輪前に違法賭博行為によって無期限の試合出場停止処分を受けてしまったと説明。このニュースは非常にショッキングであり、せっかくの才能がありながら挫折に耐えられず引退してしまうのではないかとの不安を覚えたとしている。

 しかし、桃田選手は1年後の2017年5月に処分が解けるまで堪え、ファンたちを失望させることはなかったと紹介。その後の桃田選手の活躍は多くの人が知るとおりであり、今や世界の男子バドミントン界を統治するまでのトップ選手になったと伝えた。

 記事は、桃田選手について、中国のエース林丹選手のように外向的な性格ではないものの、一方で、最後まであきらめることなく、1つ1つのプレーを大切にするほか、常に「自分にはまだまだ足りない部分がある」と考え続けているとし、「これこそバドミントン王者としてしかるべき優れた品格である」と評価。今後も「静かに彼の成功を祝福したい」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)