中国ネット上では「日系車のボディーの鋼板は薄い」というデマを目にする機会はいまだに多いが、中国自動車市場の2019年1-11月における累計シェアにおいて日系車は前年同期比プラス3%となった。ドイツ系はプラス0.7%となったものの、中国車、韓国車、米国車、フランス車はすべてマイナスという結果だった。

 19年1-11月の中国市場全体の累計販売台数が前年同期比9.1%減という状況のなか、日系車だけは非常に好調であることがわかるが、中国メディアの今日頭条は16日、「日系車はボディーが薄いと噂されているのに、なぜこんなに売れているのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、消費者は「ぶつけるため」に車を買うのではないとし、もしぶつけるのが目的であれば鋼板のぶ厚い戦車を買うべきだと説明。自動車を買うのは快適に移動するためであると指摘し、鋼板が薄いという噂に振り回されるのは意味がないとした。

 続けて、中国の実情として「ガソリン価格が高いため、燃費の悪い車は歓迎されない」と説明する一方、燃費の良さが売りの日系車はまさに中国人消費者のニーズに合致した車であるとし、日系車の売れ行きが良いのは至極当然だと論じた。

 さらに記事じゃ、日系車は「びっくりするほど」故障しないと絶賛し、これも日系車の魅力だと強調した。故障しないという強みはオーナーに大きな安心感をもたらすが、こうした日系車の信頼性を自ら体験した中国人消費者たちは、自動車の購入を考えている友人たちに日系車を推薦していると説明し、確かなクチコミにより築かれた確固たる評価は、ボディーが薄いというデマをものともしない大きな力があると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)