2018年の訪日外国人数は3000万人を超えた。JTBの調査によると、訪日外国人は日本での移動手段として鉄道・地下鉄・モノレールの利用が多いことが分かったという。旅行者にはほかにも様々な交通手段が使われているが、中国メディアの今日頭条は18日、日本旅行で利用した貸し切りタクシーから「サービス業の意識の高さ」を感じたとする記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、7日間の沖縄旅行で貸し切りタクシーを利用したそうだ。小さな子どもがいたためかもしれないが、「とても良い選択だった」と満足して伝えている。このタクシー会社は、中国人の筆者らのために、そのうちの4日間日本に移住した中国人の運転手を手配してくれたそうだ。そのおかげで、中国語で観光地のガイドをしてもらったり日本について話を聞くことができたと伝えている。

 では、どんなところで「日本のタクシー会社は意識が高い」と感じたのだろうか。筆者はまず「時間を厳守する」と称賛。筆者らがまだ朝食をとっている時にタクシーが見え、毎日必ず早めに来て待機していたと伝えている。中国では、客に対して時間厳守と言いながら運転手が遅れてくるというのはよくあることだ。しかし、日本のタクシーは客を急かすことなく、車を磨くなどしながら静かに待っていてくれたと振り返っている。

 2つ目として「仕事にまじめだ」と紹介している。客のためにドアを開けてくれて、乗りやすいように席を調節し、みんながきちんと乗ったかどうかを確認してから初めてドアを閉めると紹介。中国語のできない運転手もいたが、運転を始める前に翻訳ソフトを使ってあらかじめ行き先を確認し、観光地に着くたびに中国語で簡単な説明までしてくれるなど細かいところまで気配りが感じられたと感激して伝えている。

 中国のタクシー運転手は運転が乱暴で粗野な印象の人が少なくない。そのため、日本のタクシー運転手を見ると「サービス業の意識の高さ」を感じるのだろう。訪日旅行者がこれだけ増加しているのも、日本では細やかなサービスが受けられて楽しく旅行できることが関係しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)