総務省統計局によると、日本人の持ち家率は6割程度だという。そのうち、一戸建てとマンションはそれぞれ53.6%と43.5%を占めており、日本では戸建てのほうがマンションよりも好まれていることが分かる。中国では、都市部では多くの人が高層マンションに住み、戸建てはほとんど見かけないという違いがあるが、中国メディアの今日頭条は16日、どうして日本人は戸建てが好きなのかと題する記事を掲載した。

 日本で戸建てに住むのはどんな利点があるのだろうか。記事は、中国と違い、日本は個人が土地の所有権を手にすることができ、自分の好きな建物を建てられるなど自由度が高く、庭を持てるので楽しみが増え、ペットを飼うこともでき、塀も作れて駐車場が持てるなどの魅力があるとしている。

 他にも、「住民と意見を合わせなければいけない」マンションと違い、自分の好きに生活できる気軽さや、静かでプライバシーが保たれること、長い目で見たコストの安さ、さらには災害時により安全であることなどを指摘した。

 中国では、日本のような戸建ては「別荘」のようだと言われることが多い。経済的に豊かな人が休暇を過ごす場所というイメージだが、日本では一般的な住宅として愛されていると言っていいだろう。記事の中国人筆者は、日本は今オリンピックなどで建設事業が盛んで、外国人旅行者も増えているので、中国人には「投資」としての魅力もあると伝えた。

 日本の戸建て住宅なら自分で住んでももちろん良いが、子どもに財産として残しても良いし、民泊に、あるいは老後のために用意しておくのもおすすめだという。さすが金儲けには目のない中国人ならではの目の付け所だ。日本の戸建ては中国人からも熱い視線を注がれているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)