中国メディア・東方網は17日、日本で周囲からの嘲笑を浴びながらも髪の毛を伸ばし続けている男子小学生の「真相」に驚きと感動を覚えたとする記事を掲載した。

 記事は、ある日本の男子小学生が髪を長く伸ばし続けており、クラスメイトからしばしば「おかしい」とからかわれてきたと紹介。それでも髪の毛を切らない理由についてこの男児が語った内容に、多くの人が衝撃と感動を覚えたとした。

 そして、男児が4年前にテレビでがん患者に髪の毛を寄付する内容のコマーシャルを見て、自分の髪の毛を小児がんと闘う子のために提供したいと考え、髪の毛を伸ばし続けてきたと説明したことを伝えている。

 そのうえで記事は「このような善良な子が育つのは、きっとこの子の保護者も善良な人だからだろう。善良な保護者による言動の1つ1つが子どもに伝染し、やがて子どもも善良な人間になるのだ」と評した。

 また、今の社会において「善良」の教育を大切にする保護者が少なくなっており、子どもの成功ばかりを望むようになっていると指摘。小さな「善」の積み重ねを軽視すれば、子どもの善良さは失われていってしまうと論じている。

 記事は、現代社会において様々なトラブルや事件が発生するたびに、人びとが「善良さ」に対する信頼を失いつつあると伝える一方で、「だからといって、この世界にいい人が全くいないということではない」とし、保護者として子どもを教育する際にはやはり「善良」を教えることを放棄すべきではないのだと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)