日本と中国は日本海を挟んで隣り合っており、文化や習慣のなかには相似点が存在する一方で、日中両国で異なっている習慣も少なくない。そして、中国には日本人にとって「理解し難い」と感じる習慣や制度もあるようだ。中国メディアの今日頭条は14日、中国の習慣や文化を紹介する記事を掲載し、「日本人にとっては理解し難いものもあるようだ」と伝えた。

 記事はまず、国や地域が異なれば文化や習慣に違いが生じるのはごく当たり前のことだと指摘しつつ、中国人も日本を旅行で訪れた際には見慣れない習慣を目にすると紹介。たとえば、飲食店で常に「冷たい水」が提供されることや、「靴を脱いで家に入る習慣」、さらに整然と列に並ぶことは中国人からすると「異文化」に映ると伝えた。

 では、中国人にとっては「ごく当たり前」のことであっても、日本人には「理解し難い」と感じる文化や習慣はどのようなものだろうか。記事はまず「地下鉄を利用する際の保安検査」を挙げた。中国の地下鉄や高速鉄道を利用する場合には保安検査を受けなくてはならないが、日本では地下鉄や電車そして新幹線を利用する際の検査は一切行われていないため、日本人にとっては「中国の保安検査は理解し難いようだ」と伝えた。

 次に記事は「おごりの文化」を紹介した。中国では誰かと食事を一緒にした場合は誰か1人がすべての支払いを持ち、おごられた側は次回おごり返すのが一般的だ。一方、日本人は「割勘」が習慣となっているゆえ、中国の習慣に戸惑うと論じた。

 他にも記事は、「中国人が列に並ばないこと」、「公衆トイレに紙が設置されていないこと」、「車のクラクションを頻繁に使用すること」、「公共の場所で大きな声で会話したり電話すること」、「暑い時期に中年男性がお腹を出す行為が普通に見られること」などが、「日本人にとって理解し難いと感じる中国の文化や習慣だ」と伝えた。だが、「中国の規則にとらわれない雰囲気」や「物価が日本より安い」こと、さらに「非常に多くの美食がある」ことは多くの日本人に認められている点だと強調した。

 これに対して中国のネットユーザーからは「理解できようとできまいと、異文化は異文化として受け入れれば良いだけだ」といった声が寄せられ、多くの中国人ユーザーから支持されていた。中国を訪れ、カルチャーショックを受けたことのある人も多いだろうが、文化や習慣に違いがあることを認めたうえで接すれは、より寛容にお互いの文化や習慣を受け入れられるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)