世界観光機関は旅行先の国が海外旅行客から得る収益のランキングを報告しているが、この報告によれば日本は2017年に初めてトップ10にランクインし、2018年は順位を1つ上げ9位になった。日本は世界有数の観光大国を目指し成長を続けているが、中国メディアの今日頭条は15日付きで、日本はタイに取って代わり、中国人旅行客が最も旅行したい国になるだろうと論じる記事を掲載した。

 記事は、日韓関係の悪化に伴い韓国人は韓国国内で日本製品をボイコットするだけでなく日本を旅行先として選択しなくなったとし、さらには日韓を行き交う航空便の便数もここ数カ月で関係悪化前の半数近くにまで急激に減少したと紹介。しかし、日本社会はこうした状況を「あまり心配していない」と指摘。それは日韓を行き交う国際便の数が激減しているのとは全く対照的に「日中間のフライトが急速に増加している」ことに加えて、訪日中国人旅行客の数が年々増加しており、また、中国人旅行客の訪日時における消費額も韓国人に比べてはるかに多いためだと論じた。

 また、訪日中国人客の数は18年は700万人以上だったが、19年は900万人を超え、東京オリンピックが開催される20年には1000万人を超えるに違いないと予測。タイはこれまでずっと中国人旅行客が最も旅行したい国だったが、この勢いであれば数年後には日本がタイに取って代わるだろうと論じた。

 さらに記事は、日本がタイに取って代わると予測する理由について「簡単である」とした後、日本旅行から帰ってきた中国人はみな、日本旅行はとても快適で満足感があり非常に意義深いといった感想を口にするからと紹介。日本には自然風景・文化・都市建設に加えて中国人が学べる点が多いと絶賛、これが将来、日本がタイに取って代わる理由であるとした。

 記事は、最近の中国社会では多くの人が日本旅行を楽しむようになっていると説明したが、これは身近な知り合いから日本旅行の素晴らしさや旅行手続きの方法、注意すべき点などの情報を直接得ることのできる機会が増えていることを意味している。友人を通して得ることのできる信頼性の高い情報は、今後さらに多くの中国人に「日本を訪れたい」という気持ちを抱かせることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)