中国では海外への移住希望者の割合が比較的高く、なかでも日本は隣国で文化も比較的近いとあって人気が高いようだ。しかし、中国人が日本に定住するのは良いことばかりでもないという。中国メディアの今日頭条は13日、「日本のブラックな一面」を紹介する記事を掲載した。

 日本に住んで2年という中国人筆者によると、短期滞在では日本の魅力的な面がよく見えるが、長期滞在していると「ブラックな一面」も見えてくるという。その1つが「階級がはっきりしていること」。高齢者は若者よりも地位が高く、男性は女性より、大人は子どもより、そして、西洋人はアジア人よりも立場が高いと主張。中国人女性の筆者は、「常に言葉に注意し機嫌を取らないといけない」最下層にいる、と不満な様子だ。

 また、日本人は「極端に排他的」だと指摘。日本では外国人のことを「外人」と言うが、これには差別的なニュアンスが含まれるとしている。さらに、日本では「空気を読む」ことが非常に重要だと分析。日本人は思っていることと言うことが違うので、顔色をうかがいながら常に正解を探す必要があり疲れると吐露している。「日本人には読心術の超能力があるらしい」と皮肉交じりで伝えた。

 ほかには、日本人は「無難な受け答え」に終始するので、美容室でどんな髪型が似合うか意見を聞きたくても「何でも似合いますよ」としか答えてくれないと不満を述べているほか、「暗黙のルールが多すぎる」こと、仕事のストレスが極めて大きいと紹介している。

 実際、筆者が指摘しているのは多くの外国人からも指摘されていることだろう。差別的発言やブラック企業に関しては、ぜひ改善したいところだが、空気を読んだり無難な受け答えをしたりするところなどは多分に日本の文化とも関係がありそうだ。記事に対して、「たった2年生活しただけでは分からないこともある」というコメントが寄せられていたが、文化を理解するには時間がかかり、筆者には日本文化の良さも理解してもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)