訪日外国人が訪問する場所は様々だが、博物館を訪れる人も多いようだ。中国メディアの今日頭条は10日、東京国立博物館を見学した感想を紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は博物館巡りが好きだそうで、どこに旅行に行っても必ず博物館へ行くそうだ。博物館は「それぞれの都市の歴史と文化をストレートに感じられる」場所だからだというが、日本の博物館にはどんな感想を抱いたのだろうか。

 筆者が訪れた東京国立博物館は、日本で最も古い博物館として知られており、国内最大級の質と量を誇っている。筆者は、建物も芸術的だったと称賛しつつ、個人的に最も感嘆したのは「武士道精神」だったと伝えている。

 数ある展示物のなかで筆者が特に感銘を受けたのは「刀剣」で、「感嘆せざるを得ないほど」多く展示されていたと振り返っている。時代も形も様々な刀剣が展示してあり、「いずれも芸術的で美しすぎる」と称賛。技術の高さや、保管状態が優れていることにも着目している。特に、「名、忠、勇、死、狂」の5文字に表される武士道精神を強く感じたと伝えた。

 武士は忠誠心を重んじ、現代の日本人も会社に忠誠心を示すので「会社に対して不忠誠な行為をしたら、一生の汚点となってどこへ行っても軽蔑されて悲惨な結果になる」ほどだと、忠誠心の重要性を紹介した。また、武士道では「名誉」を何より重視し、「命より重要な事」としているため不名誉なことは決してせず「こざかしい真似」をすることもないので、日本の製品は安心して使え、食べ物も安心できると称賛した。

 記事は、日本人と比べて中国人は、金儲けのために他人の健康や命を犠牲にしてでも偽物を生産する身勝手さがあると嘆いている。日本でも少し前には様々な偽装問題が起きており、必ずしも武士道精神が示されているとは限らないが、筆者を感心させた、忠誠や名誉を重んじて不名誉なことはしないという「武士道精神」をこれからも大切にしていきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)