日本に最初に年金制度が取り入れられたのは明治時代にさかのぼるという。現在の国民皆年金体制の形になったのは1961年と、今から60年ほど前のことだ。中国メディアの捜狐は9日、日本の年金制度について紹介する記事を掲載した。「20歳から40年間年金を支払って、老後どれだけもらえるのか」紹介している。

 記事はまず、日本では国民年金への加入は義務になっていると紹介。中国では都市職工年金と都市・農村住民養老保険の2種類の保険があり、都市・農村住民養老保険に関しては任意となっている。

 記事は日本の年金制度では「どれくらいもらえるのか」を計算。20歳から60歳まで40年間支払い続けたら、65歳で受け取れる額は1年間に78万円になると紹介した。「10年間受け取れた場合、払った額を取り戻せる」そうだ。

 この金額は高いのだろうか。記事は、投資と考えたら率はかなり高いが、高齢化問題が深刻になっている日本では、年金の支払額はだんだん上がりもらえる額はあまり変わらないことを忘れてはならないと指摘している。

 記事はさらに、40年間納めた人と、40年分に少し欠けてしまった人とではもらえる額に違いが出ると紹介。日本ではこうした人のために、後から支払える制度があると日本の年金制度がいかに整った制度であるかを伝えている。

 記事の筆者は最後に、在日中国人に対し、日本の年金制度は最低加入期間が10年だと注意を促した。最低でも10年支払えれば年金がもらえるからだが、中国では15年間とより長い。日本でも、少子高齢化が深刻で年金制度の崩壊が心配されているが、中国では未加入者も多く、戸籍すらない人もいまだにいる。日本の年金制度もいろいろと批判はあるものの、中国の制度と比べるとよく整っており、中国にとって参考になるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)