中国メディア・今日頭条は8日、「中国ブランド車はいつか日本にマーケットを持てる日が来るだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、近年中国ブランド車は目覚ましい進歩を遂げており、今後数十年すればトヨタやフォルクスワーゲンといった世界を代表する自動車企業が誕生する可能性もあると紹介。実際、長城、BYD、長安、吉利といったブランドはすでに海外進出を果たしているとした。

 そのうえで、現時点では中国の乗用車が参入する余地のない日本の自動車市場について言及。日本のマーケットを獲得するための前提条件として「日本人が中国のニーズを十分に理解しているからこそ日本車が中国で売れているのと同様に、日本人のニーズを把握する必要がある」と論じている。

 そして、日本では燃費がよく、省スペースでコンパクトながら車内空間の広い自動車が好まれる傾向にあり、その象徴的な存在が日本独自の規格である軽自動車であると説明。一方で、中国人の好みはとにかく大きく快適で、よりたくさんの装備が取り付けられる自動車であり、日本人とはまるで正反対であると伝えた。

 記事は最後に、現在日本に市場を持っていない中国ブランド車がある日大挙して日本市場への進出を実現させた場合、日本人に歓迎されるコンパクト車を作ることができるかどうかについて考察。日本のメーカーが持つ顧客至上を旨とするサービス精神は敬服すべきものであり、自国向けの車を作る一方で、海外向けの車を作るという芸当は「学ぶことに長けた日本人だからこそできることなのかもしれない」としている。

 中国のスマートフォンメーカー・シャオミ(小米)が9日、日本市場参入第1弾となるスマホ「Mi Note10」を発表した。ファーウェイやOPPOなどの中国ブランドが相次いで日本進出する中でも慌てることなく、今のタイミングで進出を決めたのは日本市場の風向きを読んだ結果と言えるだろう。日本における「中国製」への不安感、不信感を払しょくするにはまだまだ時間がかかりそうだが、日本人のニーズに寄り添った製品を作れれば、シェアを確保することもできるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)