中国メディア・東方網は6日、東京五輪の出場権獲得に向けて厳しい戦いが続く卓球女子の石川佳純選手について、中国からも出場を願う大きな声援が寄せられていると報じた。

 記事は、東京五輪の開催が近づくにつれて、多くの中国卓球ファンが自国代表の輝かしい戦績への期待を高めつつあるとする一方で、主なライバルの選手についても関心を持っていると紹介。なかでも最大のライバルと目される日本勢の出場権争いに注目が集まっており、女子シングルスでは2枠のうち伊藤美誠選手が「当確」で、残りの1枠を石川選手と平野美宇選手が争っている状況だと伝えた。

 そのうえで、現時点では出場権獲得の判断基準となる世界ランクで石川選手が平野選手より下位におり、65ポイントの差が開いていると説明。この差を挽回するにはまず6日からの北米チャレンジ大会で優勝する必要があるとし、中国の主力選手が出場しない小さな大会のため、石川選手が優勝する可能性は大いにあると予想した。

 そして、多くの中国卓球ファンが石川選手の東京五輪出場権獲得を願って声援を送っていると紹介。その背景には、石川選手が非常に温和で慎ましやかな性格、試合時もフェアプレーの精神に満ちており、試合に負けたことで文句や不満をこぼすことがないという印象があると説明している。

 また、中国男子卓球界の第一人者である馬龍選手に憧れを抱いていることも、中国での好感度を高めており、台湾の卓球選手・江宏傑選手と結婚した福原愛さんのように「中国人の嫁になって欲しい」との声が中国のファンからしばしば聞こえると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)