中国メディア・東方網は4日、日本各地でさまざまな「ポケモン」が観光大使として活動していることを紹介する記事を掲載した。

 記事は、世界的に人気のゲーム「ポケットモンスター」はゲームやアニメだけにとどまらず、人びとの日常生活の中にまで浸透しつつあり、中でも発祥国である日本では各地方が観光業の活性化などを目的として「ポケモン」たちとコラボレーションしていると伝えた。

 そのうえでまず、横浜市が株式会社ポケモン長期契約を結び、毎年みなとみらいエリアで「ピカチュウ大量発生チュウ!」と題した大規模なイベントを行っていると紹介。続いて、「うどん県」の異称を持つ香川県では「うどん」と発音が似ている「ヤドン」が「うどん県PR団」に任命され、同県の観光PRを行っているとした。

 また、今年10月には北海道が同社と提携し、きつねポケモンの「アローラロコン」と「ロコン」が北海道の活性化のために活動を行うことが発表され、道内15市町にポケモンをデザインしたマンホールの蓋が設置されると紹介している。

 さらに、砂丘で有名な鳥取県では「すながくれ」の特性を持つポケモン「サンド」が、岩手・宮城・福島の東日本大震災被災3県ではそれぞれ「イシツブテ・ラプラス・ラッキー」がPR大使を務めており、さまざまな活動を盛り上げていると紹介。「もし日本に行くのであれば、これらのポケモンたちと一緒に写真撮影をするのを忘れないようにしよう」とした。

 アニメやドラマ、ゲームに登場するキャラクターや場所は、観光における観光の宣伝材料となる。マンガ「スラムダンク」に出てくる鎌倉高校前の踏切が中国のファンの間で「聖地化」され、多くの中国人観光客が現地を訪れたことは広く知られている。ポケモンも中国では非常に人気の高いコンテンツの1つであることから、今後はさまざまなポケモンに会うために日本各地を巡る中国人観光客も増えることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)