現在、日本人の肥満率は3%と世界で最も低く、かつ平均寿命はとても長い。「日本人のイメージは、あまりスポーツ好きではない気がするのだが、なぜ日本人の脂肪率はこんなに低く、平均寿命は長いのか」という疑問に、中国メディア健康扛把子が4つの理由をあげて答えている。

 1つ目の理由は、食べる量が少ないからだ。日本のドラマを見ていると食卓にはたくさんの小鉢におかずが盛られている。中国人からすると絶対におなかがいっぱいにはならないと感じてしまう。しかし昔から「腹八分目」がいいと言われている日本では、小鉢など小さい器におかず盛り付けをするため暴飲暴食の予防になっている、と分析した。

 2つ目の理由は、食べ物がバラエティーに富んでいることだ。日本人は子供のころから健康と飲食に気を遣っている。日本では「毎日30種類以上の食材を食べるように」と言われ、食べ物の種類も豊富。こうした心掛けが栄養不良や栄養過多を防ぎ、長寿に繋がっているとのだ、と述べた。

 3つ目の理由は、魚をよく食べること。日本は海に囲まれた島国で、豊かな海洋資源にも恵まれている。そのため魚を食べることが習慣になっている。豚肉、牛肉、鶏肉よりも魚肉のほうがカロリーも低く、健康にも良いと論じた。

 最後、4つ目の理由は、調理法。中国料理といえばたくさんの油を使うが、これは肥満を招くリスクが高く、もともとある栄養素もなくなってしまう。しかし日本の料理は生で、さらに蒸したり、煮たりとヘルシーな調理法もたくさんある。こうしたバラエティーに富んだ調理法のおかげで油を摂り過ぎず、健康に役立っていると分析している。

 こうした記事に対し、ネットでも「わたしはいつもお腹がいっぱいになってからダイエットを思い出す」とか、「ダイエットはしたくない。ただ、デブとも呼ばれたくはない。いったいどうすればいい?」などと、“ダイエット”という切り口からのコメントが相次いだ。やはり「日本食=健康的」、「日本人=スリム」というイメージが定着しているようだ。

 日本食ブームに伴い、日本の食習慣や調理法などにも注目が集まっている。日本食を食べるだけでなく、調理法を参考に作ってみる人が増えれば、今度は家庭でも日本料理がたくさん作られるようになり、健康増進にも役立つのかもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)