私たちにとって、名字は特別なものかもしれない。学校では名字の、あいうえお順に番号が振り分けられ、接客業などでは名字が印字されたプレートを胸につける場合もある。また、家の前には表札をつけ、結婚すると夫婦でどちらかの名字にするのが一般的である。そんな日本人の名字に関する記事を、28日、中国メディア網易が紹介した。

 日本は中国から漢字を取り入れ、独自に発展させてきた。そのため、同じ漢字でも日中で異なる意味を持つこともあり、とある日本人の名字は中国人に驚かれることがある。

 その名字の一つが「我孫子(あびこ)」である。もし、中国人が「我孫子」と言えば、誰かと喧嘩している状況が多いだろう。日本語訳すると「バカヤロウ」といったニュアンスを持つため、もし、初対面の二人がいて自己紹介しようと「我孫子」と言えば、その場がどんな空気感になるかは想像できるだろう。

 また、日本では特別に珍しいわけではない「犬飼(いぬかい)」も、中国で犬という言葉は「犬畜生」など人をののしる言葉があるため、良い印象ではない。

 最後に挙げられたのは、「猪口(いのぐち)」だ。諸説あるが、記事によると日本ではもともと貴族にだけ名字があてられていた。しかし後にその他の人が名字を持つ際に、先祖が養豚をしていたなどの由来から「猪口」と名乗るようになったというが、中国人からすると「猪口」とは豚の口を意味し、こちらも良いイメージとは言い難い。

 このように、日本人の名字は家系のルーツを表す漢字が含まれることがあるため、中国人にとっては見ていて面白いようだ。(編集担当:三宅 真)(イメージ写真提供:123RF)