中国メディア・東方網は29日、米国、欧州、日本で好まれる自動車の特徴を紹介するとともに、中国の自動車文化が持つ特徴について考察する記事を掲載した。

 記事はまず、米国の自動車には「筋肉モリモリ」という特徴があると紹介。1960~70年代には特にV8エンジンを搭載した大排気量の後輪駆動スポーツカーが非常に好まれたとし、排ガス規制などが厳しくなって今においても米国の自動車文化の代表各であると伝えた。また、ピックアップトラックも「アメ車」を象徴する存在だとしている。

 次に、欧州については「米国の自動車文化を些か粗暴と言うならば、欧州はより優雅で実用性を重んじる傾向にある」とし、セダンの快適性とSUVが持つシャーシの高さや積載性を兼ね備えた自動車が人気を集めていると伝えた。

 そして、日本については道路の狭さから生まれた日本独自の規格である軽自動車を象徴的存在として、小回りが利き、実用的で安価な軽自動車が日本人に最も愛されているとした。

 そのうえで記事は、中国の自動車文化においてその特徴となり得る要素を考察。「大きな自動車サイズ」、「座席の質感へのこだわり」、「インパネ周りのデコレーション」、「ウインドウへのカラーフィルム装着」、そして「新車購入時にサイドミラーの根元などに取り付ける赤いリボン」の5点を挙げた。

 しかし一方で、中国においても特有の自動車文化が形成されつつあるものの、いずれの要素もまだ中国を象徴する域にまで達していないとし、今後時間の経過とともに、中国にも成熟した独自の自動車文化が形作られることだろうとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)