日本学生支援機構によれば、2018年5月時点における日本の外国人留学生の数は前年比12%増の29万8980人となり、過去最高を記録した。なかでも中国人は全体の38.4%をしめて最多となったが、中国人学生にとって日本への留学はメリットのある選択なのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人が日本に留学する利点について考察する記事を掲載した。

 中国は日本以上の学歴社会であり、人口も多いことから日本よりも厳しい競争社会となっている。そのような環境に置かれているためか、多くの中国人学生が日本への留学を真剣に考えるようになっているという。記事は、日本に留学する中国人学生の生活や就職状況などから、留学の利点について伝えた。

 まず1つ目の利点は、「日本で就職が可能となり、中国国内での就職より高い給与を得られる」ことだと指摘。近年、日中関係は絶え間なく変化しており、日本での留学経験があれば「中国に帰国してからも仕事が見つかる可能性が高くなる」という点も挙げた。

 また、他の国と比較すると「日本では留学生がアルバイトをしやすい」とし、制限があったり申請が必要だったりするものの、アルバイトの経験を通じてより日本人の習慣や生活に馴染むことが出来ることも利点とした。

 他にも、日本には「留学生が利用できる奨学金制度の種類が豊富にあること」、また大学入試の方法が多様化しており、言語学校や専門学校でも留学生を受け入れてるところが多いので、「中国で大学に進学できなかった学生でもチャンスがある」と主張した。これらに加え、近年日本が中国の学生に対してビザ申請の緩和していることも魅力の1つとしている。こうして見ると、中国人学生のなかには将来を見据えて日本への留学に望みを託す人も多いことが伺える。東京都内では一部の大学の付近がチャイナタウン化していると言われているが、今後も中国人学生は増えていくことが予想される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)