日本車の信頼性の高さは世界で評価されている。山岳地帯や砂漠など、自然条件の厳しい場所では特に日本車を見かける頻度が高くなる。中国メディアの今日頭条は28日、「日系車は一体どれくらい中国車をリードしているのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、「日系車と中国車の差を見たければ、チベットに行けば良い」と論じた。

 記事は、中国人の多くは中国車に対して不満を抱いていると伝え、その不満は中国車の販売台数の減少という形で表面化していると強調。また、中国国内でのガソリン価格の高止まりや新エネルギー車の普及といった要因も中国車の販売減少に拍車をかけていると指摘する一方、減速する市場において好調な販売を維持しているのが日系車であると論じた。

 続けて、中国車と日系車の「差」を見たければ、「チベット」に行けば一目瞭然だと指摘し、チベットのような自然条件の厳しい山岳地帯を訪れるには「信頼性の高い車」が必要不可欠だと強調。悪路の走破力だけでなく、故障しない信頼性も求められると伝え、チベットで見かける車の大半が日系車であり、特にランドクルーザーなどトヨタの大型クロスカントリー車が多いと指摘した。

 さらに記事は、中国メーカーも大型クロスカントリー車を発売していて、走破性能の高い車もないわけではないとしながらも、チベットで中国メーカーの大型クロスカントリー車を見かけることはまずないと指摘し、「厳しい条件下で自分の命を車に預けることができるかという信頼性」の点で日系車に大きく劣っているからだと主張した。

 記事には中国人ネットユーザーから「チベットでも中国車は走っているぞ」という指摘が寄せられていたが、確かに舗装された道路であれば中国車でも全く問題ないだろう。しかし、舗装されていない悪路を走る場合では、やはり日系車が愛用されているようだ。また、「日系車はチベットだけでなく、アフリカの砂漠地帯などでも活躍している」といった指摘も見られ、中国人ネットユーザーの間でも日系車の信頼性の高さは広く認知されているようだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)