近年、中国人の海外旅行先として大人気となっている日本。なかには、ハネムーンの旅行先に日本を選ぶ人もいるようだ。中国メディアの今日頭条は24日、ハネムーンで日本に来た中国人女性が、「一生に一度は体験すべき」と日本のホテルと民泊を紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者が訪問したのは、大阪、箱根、鎌倉、東京の4都市で、それぞれに特色のあるホテルに宿泊して「良い経験になった」と紹介している。最初のホテルは大阪・道頓堀近くのホテルだったそうだ。

 ここのホテルは交通の便が良く、部屋は小さいながらも「あるべきものは何でもあった」と感心した様子。小さな玄関には傘置きと靴べらがあり、トイレと風呂は分かれていて、トイレは「日本でよく見る温水洗浄便座」である。浴室には椅子と洗面器があったと紹介しているが、なぜ日本人は椅子に座って体を洗うのか疑問に感じたと感想を残している。

 また、沸くとそのまま保温になる電気ケトルは「いつも熱いお湯を飲む中国人を満足させてくれる」と細やかなサービスに感心している。中国ではなかなか利用することのない浴槽にも挑戦してみたらしく、「熱いお湯はのぼせて危険なので適温に」と注意を促している。

 次に泊まった箱根のホテルは、古いながらも「畳がすごく良かった」と大絶賛。畳は初体験だったようで、新鮮で面白かったと振り返っている。畳の気持ちよさは想像以上で「旅行中一番ぐっすり寝た」といい、日本旅行を考えている中国人には、「一度でいいから畳の部屋を体験してみて」と勧めている。浴衣を着てお茶を飲んでみたのも、日本人になったかのような錯覚に陥って、楽しい体験だったと大満足のようだ。

 ほかにも、江ノ島にも近い鎌倉では狭いながらもきれいなホテルに泊まり、東京では民泊を試してみたという筆者。それぞれに特徴は違うが、きれいで必要なものは何でもあり、一度使うと忘れられないトイレなど、日本ならではの良い経験がたくさんできたと振り返った。

 日本旅行が中国人に人気となっている理由には、観光資源や買い物などのほかに、快適なホテルも含まれるようだ。設備やサービスも含め、日本のホテルはそれだけ「おもてなし」の心にあふれていると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)