中国メディア・東方網は26日、昆虫食ブームのなかで日本の企業が昆虫から抽出したエキスを使用した「昆虫ソーダ」を開発したとする、マレーシアメディアの報道と紹介する記事を掲載した。

 記事は、マレーシアの華字紙・星州日報の報道を引用。近年多くの地域で昆虫食ブームが起きているなかで、日本の会社が近ごろ昆虫ソーダを開発して、グルメ愛好家の注目を集めたと伝えた。

 そして、主に昆虫食製品を手掛ける日本企業のTAKEOが今年8月に発売した「タガメサイダー」について、最大の特徴はタガメから抽出したエキスを加えたことであり、タガメは熱帯、亜熱帯、温帯地域に生息する水生昆虫であると紹介。消費者の恐怖感を軽減すべく、生きたタガメから抽出したのではなく、タガメの塩漬けから抽出されたエキスを使用しており、見た目は無色透明で一般的なサイダーと同様、淡いフルーツの香りで、その味わいは甘すぎず爽やかであると説明している。

 記事は、昆虫は豊富なたんぱく質を持っているうえ、飼育コストが他の動物よりも低いことから、栄養補給源として昆虫を食べるための研究が進んでいると紹介。昆虫を食べることに対する人類の心理的な抵抗感が和らぐにつれ、近年では昆虫食品ブームが行っていると解説した。

 日本では内陸農村地域における貴重なたんぱく源としてイナゴの佃煮が食されてきたほか、蜂の子をやはり佃煮にして食べる地域もある。中国でも東北地域でカイコガのサナギを食べるなど、比較的多彩な虫食の文化を持つ。とはいえ、やはり多くの人にとって、虫を食べるという行為に対する抵抗感を払しょくするのは難しいのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)