「日本で働けば中国よりも稼げる」というのは過去の話となりつつあるが、それでも日本で働きたいと考える中国人は少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は23日、「日本で働けばどれだけ稼ぐことができるのか」と問いかけ、現実的な試算について論じる記事を掲載した。

 日本で働いたことがあるという記事の中国人筆者は、自らの経験から「日本で働いてどれだけ稼げるかは職種、勤務地、残業時間、言語能力、滞在中の生活費」によって大きく左右されると指摘。中国人が「日本で働く」ということ自体が大きな決断となるが、それで成功が確実になったわけではないと主張した。

 続けて、この5つの要素がなぜ重要であるかについて「中国人が日本で働ける職種は限られており、短期では農作業、中期は部品の組み立てや食品加工、長期では3年の研修制度などがあり、仕事内容、求められる技術や能力、年齢は異なる」と説明。

 また、「職種以外にも地域によって給与に差があることや、日本では基本給の1.25倍の残業手当があるので残業の有無も収入に大きく影響する」こと、「日本語能力試験を持っていれば就職に有利なだけでなく、高給になる」などの具体的なアドバイスを伝えた。

 さらに記事は、最も重要な点は「日本の生活は中国人にとって誘惑が多すぎること」であり、「節約を心掛けていないとお金を貯めて中国へ持ち帰ることができない」ことだと訴えた。

 日本で稼ぎたい中国人を今も多いようだが、記事の的を突いた指摘は中国人が慎重に考慮するうえで大きな参考となるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)