急激な経済発展を遂げている中国では都市化が急速に進んでいて、それに伴う弊害も起きている。夕方になると多くの鳥がねぐらにしている木に集まってきて、その木の下では鳥の糞尿が凄まじいことになっている。

 「鳥」に関して言えば、日本と中国で大きく異なるのは、日本ではごく身近な存在であるカラスが中国では全く身近でないことだろう。カラスなど一度も見たことがないという中国人も少なくない。中国メディアの今日頭条は21日、日本のカラスについて紹介する記事を掲載し、「日本のカラスは巨大で、しかも凶暴」らしいと伝えている。

 記事はまず、日本のカラスは良いものを食べているせいか「大型で、数も多い」と紹介。さらに、驚くべきはIQも高いことだと伝え、硬い殻を持つ胡桃を食べるために高いところから道路に落として殻を割ったり、それでも割れない場合には車道に落として、通過する車のタイヤを利用して殻を割るほどだと論じた。

 さらに、カラスは攻撃的な鳥であると紹介し、「カラスに顔を覚えられてしまった人が攻撃を受けるようになり、引越しを迫られた」というケースもあるほどだと紹介。日本を訪れた際にカラスを見かけても「ちょっかいを出さない」ことが大事であり、さらには「物を食べながら歩かない」、「明るい色の洋服を避ける」ことが大事だと紹介した。

 中国は広大な国土を持つため、当然ながらカラスが多く生息している地域はあるだろう。だが、中国でカラスが身近な鳥でないのは事実で、記事には中国のネットユーザーからは「昔は中国でも多くのカラスを見かけたが、最近では見かけなくなった」といった声が寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)