近年、日本で暮らす中国人の数は増加傾向にあるが、こうした中国人たちは日本での生活に対してどのような印象を抱いているのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人の見解として「日本での暮らしは3つの言葉で表現できる」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人の目に映る日本の暮らしは「安定」と「秩序」、そして、「慣性」という3つの言葉で表現できると主張。では、どのような点がこれらの言葉に該当するのだろう。まず安定という表現について、「スーパーに行けば、野菜や果物は必ず丁寧に陳列されていて、薬局に行けば欲しい商品があるべき場所に整列して陳列してある」と強調し、どの店でもこうした状況は変わらないと指摘、「高いレベルでブレがない」という意味で「安定」しているのだと論じた。

 また、靴を買うにしても「表記されているサイズと実寸にブレはなく、街の飲食店でも値段はどこもほぼ同程度で、一定以上の味が保証されている」と指摘。つまり、想定外のことが起きにくいのが日本であり、それゆえ非常に「平穏な生活」ができるのが日本だと指摘した。

 続けて、「秩序」という表現について、日本では人々が他人の時間と空間を侵さないよう配慮し、互いに迷惑をかけないよう気をつけていると指摘。また、日本は上下関係や男女の区別が非常に明確で、同時にその関係に厳しい国であるとしながらも、こうしたルールが社会に秩序をもたらしているとした。

 また記事は、日本は中国に比べて「変化に乏しい」国であると主張。日本人は同じルールに則り、同じ毎日を繰り返しているように見えるとし、安定や秩序があるからこその「不変」という要因もあるものの、日本はまるで「巨大な慣性」のもとで日々が過ぎていくように感じられると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)