近年、日本を旅行で訪れる中国人が増えている。中国人旅行客は日本滞在中に感じた日本の美点を帰国後に知人や友人に積極的に話して聞かせているようで、日本に対して良いイメージを持つようになった中国人も増えている。こうした循環が訪日中国人の増加につながっていると言えるだろう。

 しかし、同じ日本でも旅行で訪れるのと実際に住むのでは、抱くイメージや感想は大きく異なるようだ。中国メディアの今日頭条は20日、日本で生活して5カ月になるという台湾人の手記を紹介する記事を掲載し、「日本も噂(うわさ)で聞くほど完璧な国ではなかった」と伝えた。

 記事の筆者は幼い頃、家族と共に日本を訪れたことがあり、「すごい国」という印象を抱き続けてきたと紹介。しかし、日本に5カ月間にわたって生活してみると、日本に対する印象が大きく変化したと論じた。

 続けて、噂で耳にしてきた日本の姿といえば「非常に清潔で、道路も非常に良く整備されている」といったものであったが、実際に生活してみると「道路は概ね清潔に保たれているものの、道を歩けばタバコの吸殻や空きビンが落ちている」というのが真実であり、道路だって穴が開いている場所も普通にあると紹介。

 また、日本人も概ね礼儀正しいが、なかには乱暴で無礼な人もいて、日本は「噂で聞いていた国ほど完璧ではなかった」と主張。過度に日本を美化する噂が多いためか、噂を信じて日本を訪れてみると「現実の光景と噂の落差に落胆」してしまう人もいることを強調し、全てが完璧な国は存在しないことを伝えつつも、幼少の頃のイメージと違って完璧ではなかった日本の姿に寂しさをのぞかせた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)