中国メディア・東方網は22日、世界の長寿アニメ4作品を紹介する記事を掲載した。4作品のうち2作品は、日本を代表する「国民的アニメ」だ。

 最初に紹介したのは、1969年10月5日に放送開始され、最長寿のテレビアニメ番組としてギネス世界記録にも認定された「サザエさん」だ。今年で放送50周年を迎える同作品について記事は、日本の一般家庭の日常生活で起こる何気ない出来事がテーマになっており、ストーリーも実に平凡であるものの、その大衆性ゆえに長年高い人気を保ち続けていると紹介。長きにわたり日本社会の発展とともに放送され続け、今もなお新しい作品が作られ続けているとした。

 「サザエさん」はまさに「日本の家庭」を描いた内容であるために、日本のアニメ作品が数多く伝わっている中国でもほとんど知られていない。これに対し、2つめに紹介する日本の長寿アニメは、中国にも非常にたくさんのファンを抱えている。それは「ドラえもん」だ。記事は、1979年4月2日に放送開始した同作品も今年で40周年を迎えており、日常とSFの融合により多くのファンを獲得してきたと解説した。

 3つめに挙げたのは、英国で1984年10月に放送を開始し、今年35周年を迎えた「きかんしゃトーマス」。中国でも以前から放送されてきたこともあり「名前を聞いてピンと来なくても、実際のアニメーションを見ればすぐに思い出すはずだ」としている。

 そして、最後に挙げたのは、風刺やブラックユーモアが特徴的な米国の人気アニメ「ザ・シンプソンズ」である。1989年12月に放送を開始して今年で30周年を迎える同作品は、「サザエさん」同様にシンプソン家に起こる些細な出来事をテーマにしているものの、強烈な個性を持つ登場人物によりギャグ的な要素が強くなっていると説明した。

 記事が取り上げた長寿アニメ4作品が今年、30周年、35周年、40周年、50周年という揃って節目の年を迎えているのがおもしろい。なお、日本を代表する長寿アニメには1990年放送開始の「ちびまる子ちゃん」もあるが、途中約2年のブランクがあり、現在までの放送年数は約27年となっている。1992年4月に始まった「クレヨンしんちゃん」も今年で27年だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)