日本の在留外国人の数は2019年6月末時点で282万9416人となった。30年前の1989年にはこれがわずか98万人ほどだったことを考えると、日本はすでに移民大国と言っても過言ではないのかもしれない。中国メディアの捜狐は19日、中国人の見解として「自分が米国ではなく日本に移り住んだ理由」と題する記事を掲載した。

 記事の筆者によると、多くの中国人は日本に移住したと聞くと「スモッグを避けるため」や「子どもの教育のため」、「食の安全のため」などと想像するものの、一番の大きな理由は「ビザ」だという。日本では経営管理ビザがわずか500万円の投資額で取れることを知り、米国とは違って敷居が低いと紹介している。もっとも、共同経営者がすぐに見つかったというのでタイミングの問題でもあるだろう。

 また、日本に10日間滞在してみて、日本に対する印象があまりに良くて「妻が賛成に変わった」ことも大きいと紹介した。筆者の妻は、移住するなら日本よりも欧米が良いと言っていたものの、日本に来てみて日本が大好きになったそうだ。

 日本では何度も感動する経験をしたそうだ。一度は、ホテルのフロントに食事できるところを尋ねたら、わざわざ地図と店の写真を用意してくれたこと。損得なしにしてくれた親切に、「教養があまりに高い」と感心してしまったそうだ。

 別の時には、吊り下げ式のモノレールの乗り方がよく分からなかった筆者たちのところへ足の不自由な女性が近づいてきて、乗り方や切符の買い方を教えてくれ、足が悪いのに一緒についてきてくれたと紹介。最後には姿が見えなくなるまで駅で手を振っていてくれたと感動を伝えている。

 また別の点として、日本では子どもたちが自分で通学し、遊園地にも子どもたちだけで行くという話を聞いて「30秒でも目を離せない中国とは違う」と感心したことを伝えている。こうしてみると、日本にはここに住んでみたいと思うような魅力が多くあるようだ。日本には住みやすさや安心して子育てできる環境が整っており、これが多くの外国人を引き寄せる要因ともなっているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)