高齢化が進んでいる中国にも「養老院」と呼ばれる高齢者向け施設は存在する。しかし、日本の施設に比べるとサービスなどはまだ改善の余地があるようで、中国人が日本の高齢者向け施設を見ると、あまりの「充実」ぶりに驚いてしまうらしい。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の高齢者向け施設について多くの写真とともに紹介する記事を掲載し、「日本のサービスなどの充実ぶりを見ていると、25歳の自分でも通いたくなってくる」と伝えている。

 記事の中国人筆者はまだ25歳だというが、「日本人の多くが老後に高齢者向け施設に入居したり、デイサービスを利用したりする理由が分かった」と主張し、中国人にとっての高齢者向け施設といえば「決まった時間に食事をして、決まった時間に寝るだけの生活」というイメージがあると紹介。

 だが、日本の施設は高齢者を尊重していることが分かると伝え、施設内の環境が素晴らしいだけでなく、毎日の暮らしが退屈なものとならないよう「フラワーアレンジメント」や「ダンス」など、様々なレクリエーションやイベントが開催されていると紹介。このような施設ならば「高齢者が入居したがるのも理解できる」と伝えたうえで、むしろ若者も入居したがるほどだと主張した。

 また記事は、中国でも近年は高齢化が進んでいて、すでに2億人以上の高齢者が存在するものの、中国の高齢者は「高齢者向け施設に否定的なイメージを抱いていて、入居することを拒む人も多い」と指摘。それは中国の施設が高齢者のことを考えていないためであると伝え、日本の高齢者向け施設には学ぶべき点が数多く存在すると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)