日本には世界でも高い評価を受けている有名建築家が多数おり、それぞれの建築家によるオリジナリティあふれるデザインの建築物が日本をはじめ世界各地で見ることができる。中国メディアの今日頭条は13日、中国人建築家が日本で感じたことを紹介する記事を掲載した。日本の建築物からは日本らしさが感じられるそうだ。

 記事の中国人筆者は、建築の専門家としてより多くの体験をしたいと日本の各地を訪問して「多くの美しいものに見て触れて」来たそうだ。どこを訪れても、人々の生活や建物などから4つの共通点を感じたと紹介している。

 その1つが「清潔さ」だ。日本の建築物は、見た目がシンプルで装飾が少なく、清潔で優雅な印象を与えると称賛。中国の建築物は、見た目の豪華さを追求することが多いので、日本の建築物から中国とはまた違った美しさを感じたのだろう。

 2つ目は「静かさ」で、日本の建築物は全体的な色合いが自然で「清水のような美しさ」が感じられると紹介。世界の喧騒から隔絶された静けさを感じたそうだ。これは建築物だけでなく都市全体にも言えることで、街にも静けさがあると感想を述べている。この点も、何かと騒がしい中国とは大きな対照をなしていると言えるだろう。

 3つ目の「精緻さ」については、日本の住宅は小さいので、建築材料も多機能になっていると紹介している。日本独特の茶室や数寄屋造りなどからは、「親しみやすくて設計が細かく、素朴で優雅」といった美学を感じたそうだ。これは、建築物以外でも、料理に使われている器からも感じたと感心している。

 最後は「まじめさ」だ。日本人のまじめさは建築物にも表れていて、「日本の建築物は、自然との調和を真剣に追求している」と称賛。設計が細かく生真面目さを感じたという。

 「清潔で、静かで、精緻で、まじめ」だという日本の建造物。かつては古代中国の建築物の影響を多分に受けながらも、その後独特の発展を遂げ、今や世界的な建築家を数多く輩出するまでになった。日本の建築分野は、日本が高い競争力を持っているものの1つと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)