中国メディア・東方網は15日、「日本のアニメ産業は何を支えにして全世界をリードすることができたのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「君の名は。」に続く新海誠監督のアニメ映画「天気の子」が11月1日に中国で公開され、爽やかな画風と作品にマッチした音楽、温かなストーリーにより、前作に続き多くの観客の心をつかんでいると紹介。「宮崎駿から新海誠に至るまで、日本のアニメ界は各世代の人びとの成長に寄り添うとともに、世界をリードする地位を築いてきた」とした。

 そして、日本のアニメは大きく萌芽期、模索期、成熟期、細分化期の4つに分けることができ、萌芽期は1917~45年の日本初の国産トーキーアニメ映画が誕生した時期、模索期は46~73年にあたり、53年には大藤信郎氏の「くじら」がカンヌ国際映画祭短編部門で2位に入るなどしたと伝えている。

 さらに、成熟期は宮崎氏が製作に参加した「アルプスの少女ハイジ」が発表された1974年に始まり、その後の細分化期にはアニメ産業が日本経済の支柱の1つとなり、整った産業モデルの構築によって世界的な影響力を持つようになったと説明した。

 記事は、日本政府がアニメ産業に助成を与えたことも、大きな発展を実現した要因の1つであると紹介。「時間、政策、産業体系」という3つの歯車がしっかりとかみ合ってきたからこそ、現在の日本アニメの地位があり、世界をリードできたのだと論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)