中国メディア・東方網は16日、「日本人のネコに対する愛着ぶりは、このお祭りを見れば分かる」とし、東京で毎年行われる「化けネコ」をテーマにしたイベントを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本人のネコに対する並々ならぬ愛着、かわいがりぶりは広く知られているとし、日本人は古くよりネコには神秘的な力が宿っていると考えてきたと紹介。その見た目や特徴的な行動は日本の歴史の中で多くのストーリーを残すとともに、「化けネコ」という妖怪としても語り継がれてきたとしている。

 そして「化けネコ」は今やコスプレの格好の題材としても親しまれており、日本にはみんなで化け猫の格好をして楽しむお祭りが行われているとし、東京の神楽坂で毎年10月に行われている「化け猫フェスティバル」を取り上げた。

 この「化け猫フェスティバル」では、ネコ好きの老若男女がさまざまなネコに扮して参加し、日本人のみならず、外国人がネコに仮装する姿も見られると紹介。2010年に始まった当初は神楽坂を練りあるくパレードに過ぎなかったが、運営者の努力によって一大フェスティバルにまで成長したと伝えている。

 また、イベントが行われる神楽坂について、日本においてネコが主役を張る小説の代名詞と言える「吾輩は猫である」を発表した夏目漱石のゆかりの地であることも紹介。ネコの視点で描写した同作品は、現代の日本におけるネコ文化に大きな影響を与えたとした。

 記事は、インド独立の父マハトマ・ガンディーがかつて語ったとされる「動物に接する態度で、その民族が偉大か、精神が高尚かを判断できる」という言葉を紹介したうえで、ネコを愛する人にとっては逃すことのできないイベントだろうと伝えた。

 今年のフェスティバルはすでに終わってしまったが、公式サイトではすでに来年のフェスティバルが10月11日に行われることが発表されている。今年は台風の影響で一部規模を縮小しての開催となったようだが、来年は好天のなかで「ネコ騒ぎ」が繰り広げられるよう願いたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)