中国の冬の訪れを告げるものの一つとして「暖気」(セントラルヒーティング)がある。床暖房のようなものだが、日本の家庭には「暖気」がなく、さらに、床暖房を設置している住宅もそれほど多くはない。日本では家の中がそれほど寒くならないのはなぜか、という疑問に中国メディア為你家居が答えている。

 「多くの日本の家屋は保温性が非常に優れているので床暖房がなくても快適に過ごすことができる」、というのがその答えだ。

 では、日本の家屋は、なぜそれほど保温効果に優れているのか? 日本では、家屋に繊維状の防音綿の一種が使用されることが多い。こうした防音綿は防音効果が非常に高く、同時に防寒対策にも大きな役割を果たしている。そのため寒い冬も家の中で快適に過ごすことができる。こうした、防音・断熱材のおかげで日本の家は機密性が高く、保温効果も高い。こうした建材は、夏にも効果を発揮し、冷房の効果も上がり、節約にもつながる。そのため日本の家は冬は暖かく、夏は涼しさを保つことができ、とても過ごしやすいとしている。

 さらに、日本の家づくりにも注意を向けている。大工も内装業者や施工業者は質が高く、職人の多くが細やかな仕事をしているため、建付けがいい。こうした優れた建築技術のおかげで、断熱効果に優れた家が出来上がっていると指摘している。

 この記事のコメント欄でも、「日本の家づくりに、われわれ中国人も学ぶべき」と率直に認めているコメントがある。とはいえ、日本家屋と同じ建材を使い、内装も「日本風」にしても、熟練の職人の技術を輸入するのは至難の業なのかもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)