中国では海外への移住を望む人が少なくない。華人と呼ばれるかつて海外移住した人やその子孫は数知れず、世界のあちこちに中国人コミュニティーができている。そんな中国では、日本も人気の海外移住先になっているようだ。中国メディアの今日頭条は8日、「日本で定住して順応するのに必要なこと」を紹介する記事を掲載した。知っておくべきポイントが4つあるそうだ。

 日本で定住する人のなかには、日本に留学して仕事を見つけ定住する人も一定数いる。では、日本で長く生活したい中国人が、日本に溶け込むのに理解しておくべきこととは何だろう。1つ目は、日本人には「排他的」な一面があるということだ。保守的な日本人は多数派になびく傾向があり、人と違っていると排除される傾向があるので、「他人に迷惑をかけない」のは大切だと紹介した。

 2つ目は「日本語能力を高めておくこと」だ。記事によると、日本人は日本語が流ちょうな外国人に安心感を抱く傾向があるので、日本語能力は重要だとしている。3つ目は、学校行事などの「イベントに参加する」こと。子どもがいないとなかなか機会はないかもしれないが、イベントに参加することで日本社会を理解し日本人の友達ができる良い機会になるという。

 最後は、「郷に入っては郷に従え」を守ること。日本には明文化されたものだけではなく、暗黙のルールも多くある。結婚式や入学式、卒業式などの「式」にはそれぞれルールがあり、公共の場所でもエレベーターでは降りる人優先など日本人が大切にしているマナーも含まれるだろう。日本ではこうしたルールをよく理解してよく守るように勧めている。

 こうしてみてみると、留学や一時的な出稼ぎと違い、日本に定住したい人にとって、気を付けなければならない点は多いようだ。しかし記事は、「中国人が想像するような超えられない壁はない」と、決して難しすぎることではないとも付け加えている。日本にも中国その他の国から来ている外国人は増えている。互いに理解し譲歩しあうことで、より住みやすい国にしていきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)