中国の自動車市場において人気が高いのは中国ブランドではなく、海外ブランドだ。なかでも日系とドイツ系の人気が特に高い。では、信頼性と燃費の観点から見たとき、日系車とドイツ系ではどちらの方が優れているのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、自動車修理工として10年のキャリアがあるという中国人の意見を紹介する記事を掲載した。

 この修理工によると、日系とドイツ系のどちらにも「良い面と悪い面がある」という。それで自動車の購入に際して「何を重視するか」によって選択肢が変わるとしている。もし、燃費や故障の少なさを重視するなら日系車だが、お金に困っておらず高級志向でメンツを求めるならドイツ系が良いと意見を述べている。

 またこの修理工は、「日系車は一般の消費者が乗るのに適している」と分析。燃費が良いというだけでなく、設計が合理的なのだという。例えば、エンジンルームの中は一見乱雑な感じがするものの、実は秩序だっていてケーブルの色分けがはっきりしており、修理しやすくなっていると、修理工らしい目線で日系車の利点を伝えた。

 一方のドイツ系やフランス系、中国国産車は、エンジンルームがすっきりとしていて見た目は良いが、修理が必要な時には「修理工泣かせ」だと紹介。1つの部品が壊れて交換が必要な時、ほかの関係ない部品も一緒に外す必要があって、面倒で修理の難易度を上げてしまうのだという。

 また、故障率ではトヨタ・レクサスの故障率が低く、日産やホンダもドイツ系と比べると故障率は低いと分析。ドイツ系は3年から5年ほど乗るとオイル漏れすることが多く、値段と質が釣り合わないとの見方を示している。

 結局のところ、この自動車修理工の結論は、燃費が良くて故障の少ない日本車は維持費を安く抑えられるので庶民にとって利点があり、お金に困らない人はドイツ車が良いということのようだ。やはり燃費と信頼性でいえば日系車に軍配が上がると言って間違いなく、中国市場ではますます日系車の人気が高くなるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)