中国メディア・東方網は9日、卓球ワールドカップ団体戦の男子準決勝で中国が日本に3-0で圧勝した件について、日本メディアが「中国に騙された」と報じたことを伝えた。

 記事は、9日の「日中大戦」で中国がエースの馬龍選手を欠場させ、なおかつ、許キン(日+斤)選手を張本選手と対決させなかったことについて多くの日本メディアから驚きの声が出たと紹介した。

 そして、中国が試合前の練習で主力選手が交代で登場させ、馬選手も許選手や梁靖崑選手といった選手とペアを組んでの練習を行っていたこと、さらには劉国梁・中国卓球協会会長が練習場で中国選手と会話を交わし、特に、馬選手とコミュニケーションをとっていたことから、日本メディアがこぞって馬選手の出場するタイミングを予想したと説明。しかし、その後発表されたオーダー表に馬選手の名前はなく「みんなが騙される結果になった」と伝えている。

 そのうえで、中国は梁・許選手のダブルス、樊振東選手と許選手のシングルスで危なげなく3連勝して日本を破り、特に注目された張本選手と樊選手の試合は「張本が全力を尽くしても次の1点が取れず、両者の実力差が十分に示される」圧勝だったとした。

 記事は、日本メディアが中国代表のアクションを「心理戦」と形容したことを紹介したうえで、中国代表が心理戦を使ったか否かに関わらず、勝敗を左右したのは「やはり実力だ」とし、日本が中国のメンバーを予測できたか否かは、今回の試合の結果には全く影響を与えなかったと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)