中国メディア・東方網は8日、中国で開かれている第2回国際輸入博覧会においてセンター的なポジションにはないものの、その実用的かつ創意あふれるデザインで来場者や業界関係者から大きな注目を集めている、日本の文具メーカー3社とその商品について紹介する記事を掲載した。

 まず、81年の歴史を持つ文具メーカー・リヒトラブを紹介した。名刺や定規、計算機、携帯電話など様々なツールを収納可能で、通常の布の7倍強い繊維を使用したノートのカバーケースのほか、底の部分を押し付けると蓋が開いて立てられ、ポータブルなペンスタンドとして使える非常に便利な動物型のシリコンペンケースを取り上げ、その便利さや細やかなデザインについて説明している。

 次に、リヒトラブの向かいにブースを構える創業92年の老舗文具メーカー・キングジムを紹介。名刺ケースから始まった同社は特に紙を収納するファイルのデザインや機能性に長けているとし、A4の紙を折って収納しても入り目がつきにくい特殊構造が施されたA5ファイルをその例として取り上げた。さらに、キングジムの横に並ぶ創業101年の日東電工にも言及し、同社が得意とする便利な各種粘着テープ製品を紹介した。

 記事は「この3つのブースを見て回るだけで、3時間が経っていた」とし、多くの「目からうろこ」な製品を見た来場者たちが「文具という伝統的な製造分野にはもはや創造の余地は少ないと思いがちだが、日本の小さな企業は絶えずインスピレーションを働かせている」と深く感じ入っていたと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)