中国メディア・東方網は8日、日本で使われている、中国とはちょっと異なるおもしろい諺について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本のマンガなどを見ているとしばしば「バカは風邪をひかない」という表現を見かけると紹介。この表現は、日本の日常生活でしばしば友人や知人、家族を冷やかす時に用いる者であると紹介した。

 そして、日本の諺には中国から伝わったものを日本語にそのまま訳したものと、中国の諺とは表現が異なるが、表わす意味が同じもしくは似ている日本オリジナルのものの2パターンが存在すると説明。そのうえで、後者にあたる日本オリジナルのことわざをいくつか紹介している。

 まずは、「青菜に塩」。青菜が塩をかけられるとしなびてしまうことから、人がしょげ返って生気に欠けている様子を表すと説明。中国語では「霜に打たれたナス」という言葉が同じ意味を表わすとしている。

 続いては、「棚からぼたもち」。高い所からお菓子が降ってくる様子から、偶然得られた幸福を表現する諺であると説明。これは中国では「空から『おやき』が降ってくる」と言うとしたうえで、日中どちらにおいても自分たちがおいしいと思う食べ物を当てはめたのだと解説した。

 さらに、「梨のつぶて」を紹介。「つぶて」とは小石のことであり、梨は「無し」に引っ掛けた洒落であるとし、「投げた小石は戻ってこない」ことから、返事がないことを表わすと伝えた。そして、これに相当する中国語は「イヌに肉まんをぶつけたら、肉まんは戻ってこない」という表現であるとした。

 最後に挙げたのは「焼きもちを焼く」である。これは嫉妬を表す諺であり、中国では日常的に「酢を食べる」という表現が用いられるとした。日本では酢を口に入れる時には「飲む」と表現するが、中国では薬と同様「食べる」と表現する。このあたりの表現のずれも、なかなかおもしろいものだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)