日本と中国はよく「一衣帯水」と言われる。一筋の帯のように狭い川のことで、転じて非常に近接しているという意味だが、日本と中国は距離的にも文化的にも近いものの、それでも異なる習慣も少なくない。中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国人が帰国しても忘れられない日本の習慣」について4つ紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのはいずれも、「中国人も見習うべき」良い習慣だ。その1つが、本来の意味を超えてあいさつにもなっている「お疲れ様」と言う習慣だ。言葉どおりの意味では、仕事をねぎらう意味で、中国にも同じような意味の言葉もあるが、日本では「万能なあいさつ」ともなっており、時間帯も相手も選ばず幅広く使えて中国に帰っても使いたくなってしまうという。

 2つ目は「お金の扱い方」だ。日本では、店でお金を支払うときにトレーに入れ、直接現金を手渡さないと紹介。現金の扱いが丁寧で「恭しい」と伝えた。日本では「お金が神聖」なのだろうと推測し、ある調査で17.8万個の菌が付いていたという人民元の紙幣と比べ、日本の紙幣がきれいであることを強調した。

 3つ目は、癖になってしまう「サービスの高さ」で、飲食店では欧米と違ってチップも取らず給料も高くはないのに対応が丁寧で、無料でおしぼりと水を出してくれると紹介。日本のサービス業従事者は皆礼儀正しく「文句の付けどころがない」ので、日本で慣れてしまうと帰国してもなかなか慣れないそうだ。そして4つ目は、日本の「浴室」だ。風呂は自動で一定の温度を保ってくれて、リビングとも連動していて便利だと快適さを称賛している。

 それぞれの国や地域で習慣も違うが、こうした日本の良い習慣は、中国にもぜひ学んでもらいたいものだ。記事の中国人筆者は、日本人の設計はいずれも利用者に優しく、「金持ちだけが良いサービスを受けられる」中国とは違い、誰にでも公平なところなど、「何事もいいかげん」な中国が学ぶべき点は多いと締めくくっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)