朝晩の冷え込みが大きくなりいよいよ秋が深まってきた昨今、各地から紅葉の便りが届くようになった。中国メディア・東方網は6日、秋の紅葉シーズンに訪れるべき日本の観光地トップ10を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本は世界的にみて紅葉が最も美しい国だとされている」としたうえで、日本の紅葉を代表する植物であるモミジの鑑賞に出かけることを「モミジ狩り」と称すると紹介。日本人にとって紅葉はまさに美しい毛色をした獣のような存在であり、秋のにおいを嗅ぎ取ることに長けたの「獣」は、1日あたり数十キロの速度で北から南へと移動していくのだと形容した。

 そのうえで、秋の紅葉シーズンに特に美しい風景を堪能することができるスポットのトップ10を発表している。第1位に選ばれたのは、東京からすぐに行けるという利便性も備えた神奈川の箱根だった。第2位は周囲を取り巻く森林が一斉に色付く壮観を楽しめる栃木の日光を挙げている。

 第3位は、非常に多い種類のモミジが植えられており、多様な紅葉が楽しめる紅葉谷公園を持つ広島・宮島。第4位は言わずと知れた紅葉スポットである京都の金閣寺が選ばれた。さらに第5位は山梨の河口湖、第6位は石川の兼六園など、王道のスポットが続いた。

 第7位は奈良の東大寺、第8位は道路の両脇に植えられたメタセコイヤ約500本が一斉に色付く滋賀・マキノ高原のメタセコイア並木、第9位は川に沿って真っ赤なモミジの紅葉が連なる愛知の香嵐渓、第10位は滝と紅葉とのコラボレーションが魅力的な青森の奥入瀬渓流となっている。

 秋の終わりと冬の到来のシグナルともいえる紅葉は木々を赤や黄色に染める。中国の人たちは赤も黄色も非常に縁起がいい色として好む傾向にある。日本ならではの自然が織りなす美しさとともに、赤と黄色が一面に広がる点も、中国人観光客にとって日本の紅葉が魅力的な理由の1つと言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)