中国の国土面積は日本の約25倍であり、人口にいたっては日本の10倍以上に達する。雲南省だけで日本の国土面積を上回るほか、広東省だけで日本とほぼ同等の人口を抱えている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、広東省と日本の人口はほぼ同等であるのに、広東省の域内総生産(GDP)は日本の国内総生産(GDP)の3分の1にすら満たないと伝えつつ、「広東省は将来的に日本のGDPを超えることはできるだろうか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国で最もGDPが大きい省が広東省であると伝え、過去30年にわたって広東省は中国経済を牽引してきたと強調。2019年第1ー3四半期において、広東省の名目GDP成長率は9.3%に達し、「あと数年もすれば広東省だけで韓国のGDPを超える」可能性もあると指摘した。

 一方、広東省が将来的に韓国のGDPを超えるとしても、広東省は韓国の2倍の人口と1.8倍の面積を持っていることから「その経済的実力が韓国を上回っているとは言い難いのが現状である」と指摘。では、広東省と同程度の人口を持つ日本と比較すると、どのような強みが見えてくるのだろうかと疑問を投げかけた。

 続けて記事は、日本の2018年の人口は約1億2700万人だったのに対し、広東省は1億1300万人だったと紹介する一方、日本のGDPは広東省の約3倍もあると強調。現時点で日本の方が広東省よりも経済的な実力は上であると指摘する一方、広東省の強みは「今なお成長が続いていること」であるとし、広東省が今後も9%を超える成長を続けると仮定した場合、「広東省の名目GDPは16年後には日本に追いつく計算となり、日本のGDPは将来的に中国の1つの省にとどまることになる」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)