JR東海はこのほど、次世代新幹線車両「N700S」の試運転の様子を報道公開した。「N700S」は2020年7月から営業運転が始まる計画となっている。中国メディアの今日頭条が10月30日、「N700S」について写真とともに紹介する記事を掲載したところ、中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられた。

 記事は、まず新幹線について「長年にわたって世界をリードしてきた高速鉄道システムであることは周知の事実」であると伝え、新幹線は「日本人の誇り」であると主張。そして、2020年の東京五輪を前に、次世代車両「N700S」が投入される計画となっていると紹介し、このほど報道機関向けに試乗会を行い、車両設備などが公開されたことを伝えた。

 さらに、試乗会ではグリーン車の設備も公開されたことを紹介し、長時間座っても疲れにくい設計の座席や落ち着いた高級感のある車両デザインを写真とともに紹介したほか、「最高時速360キロで走行が可能で、停電や災害などの非常時でも自力走行で安全を確保できるようにリチウムイオン電池が搭載されている」と伝えた。

 記事は、「新幹線は日本人の誇り」だと伝えているが、中国では「中国高速鉄道は中国人の誇り」であると考えている人は多い。それだけに新幹線をライバル視する風潮もあって、記事には中国人ネットユーザーからたくさんのコメントが寄せられているが、その多くは「N700S」の良さを素直に認める声だった。

 たとえば、「リチウムイオン電池によって非常時でも自力走行が可能なのは素晴らしい。我が国の高速鉄道は停電になるとエアコンまで止まる」、「喫煙ルームがあるのは良い配慮」、「車両内部の設計を見る限り、我が国の高速鉄道は新幹線に完敗している」といったコメントが見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)