中国は都市部と農村部の格差が極めて大きく、農村部をどうやって発展させるかという点が大きな課題となっている。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本と中国の「農村」を比較する記事を掲載し、「その圧倒的な差は数十年で埋められるレベルではない」と論じた。

 記事は、中国の農村で生まれ育ったという中国人の見解として、「自然豊かで落ち着いた環境を求めつつ、それでいて現代的な暮らしを失いたくないと考えているのであれば、その願望を叶えてくれるのは日本の農村である」と主張。日中両国の農村を知っている立場の中国人の声として「中国の農村と日本の農村の間には巨大な差が存在し、その差を埋めるためには数十年はかかる」と論じた。

 続けて、日本の農村では衣食住のいずれにおいても都市部とほとんど変わらない環境で暮らすことができ、物価は都市部より安く、さらに食べ物は食材が新鮮なぶん都市部より美味しいと強調。最新のファッションなどを追い求めない限り、日本では農村で暮らしていて「日常生活に困ることはまずない」と指摘した。

 一方、中国の農村部といえば「生きていくだけで大変」であり、きつい仕事に従事しながらも収入は非常に少なく、「生活を楽しむ」どころか「生計を立てるために奮闘しなければならない」のが一般的だと指摘。同じ農村であっても「日本と中国では全く異なる世界が広がっているのだ」と強調した。

 続けて記事は、日本は少子高齢化が進んでおり、日本の農村部では人口減少という問題に直面しているものの、それでも日常的な暮らしという点では何ら不便がなく、むしろ豊かな環境で快適な暮らしができると強調し、「日本と中国の農村に存在する圧倒的な差は数十年で埋められるレベルではない」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)