中国では日本が今なお「軍事的野心を抱き続けている」と疑っている人は少なからず存在する。日中の歴史的要因のほか、日本が持つ高い技術力が中国人に猜疑心を抱かせているようだ。

 中国メディアの今日頭条は28日、日本は経済大国であると同時に技術大国でもあると伝え、もしも日本が「本気で大陸間弾道ミサイルの開発に着手した場合、一体どれくらいの期間で完成させることができるか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、近年の日本ではステルス戦闘機の研究開発が行われたことから「米国は日本の軍事的制限を緩和しているのではないか」と主張。そして、日本はすでに宇宙開発分野で高い技術力を持ち、運搬ロケットや衛星観測や探査技術においても十分な技術力を持つのは間違いないとしたほか、弾道ミサイルの開発に不可欠な高性能の「風洞設備」も日本は持っていると強調した。

 続けて、弾道ミサイルはロケットに制御装置を設置し、ロケットが大気圏に再突入した際に弾頭が爆破しないための保護技術があれば十分に製造が可能だと主張し、日本はロケットを宇宙に打ち上げるだけの技術を持っており、その気になれば日本は半年もあれば弾道ミサイルを完成させるのができるのではないかと危機感を示した。

 日本の軍事・防衛は多くの中国人が関心を持つ話題であったようで、記事には中国人ネットユーザーから非常に多くのコメントが寄せられている。「日本は確かに少量ならば弾道ミサイルを短期間で製造できるかもしれないが、大量に製造することは不可能だ」、「弾道ミサイルを製造できても、弾頭に核兵器をセットすることはできないはずだ」という声が見られたが、いずれにしても中国は日本の動きに警戒すべきだという意見が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)