上海は中国最大の経済都市だ。長い歴史を持つ上海には、明や清時代の建築物が残るエリアや欧米風建築物がそのまま残るエリア、また上海タワー含む近未来的な超高層ビルが立ち並ぶエリアなどがあり、国内外から多くの人が集まる観光都市として世界に広く知られている。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人にも観光地として人気のある上海について、「中国で最も日本に似ている都市」と主張する記事を掲載した。

 記事は、上海について「中国で最も経済的に繁栄している都市の1つ」であると指摘し、中国で最も国際化が進んでいることから国内外から上海を訪れる観光客は後を絶えないと指摘。また、中国の他の大都市と全く異なるのは「上海は中国文化と西洋文化が融合した都市」という特色であると伝え、中国人であっても「上海を訪れると西洋のモダンな雰囲気を感じる」と主張した。

 これらは上海を訪れる日本人観光客にっても魅力の1つと言えるが、近年の上海について記事は、中国人の間では「中国で最も日本に似ている都市」という声が聞かれると紹介。西洋の雰囲気だけでなく、上海には日本の雰囲気も見られるという声が多数あがっているのだと伝えた。

 その要因として、上海人の性格や都市の気質はそもそも日本に似ているうえ、上海に住む日本人は5万人を超えるとされるため「こうした日本人が徐々に日本の文化を上海に持ち込んでいるためではないか」と主張、それゆえ上海の街は清潔に保たれ、細かな点にも気遣いがあり、厳格に秩序が守られるようになっていると論じた。

 記事の主張に対し、中国人ネットユーザーからは「確かに上海は中国の他の都市とは違っている」と同意する声もあったが、「日本は上海よりもっと清潔」、「上海は日本より英国に似ている」といった指摘も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)